Casa de Borinquen

落語研究会 八代目 桂文楽 全集 8枚組DVD

なんと、黒門町のDVDが！
志ん朝さんで味をしめたのでしょうか、TBS落語研究会での桂文楽師匠のDVDが3/27に発売決定。昨日の新聞で記事を読み驚いてしまいましたが、もう予約が始まっています。演目は、

#1 「明烏」1968.3.14 「穴どろ」1970.3.23「按摩の炬燵」1969.11.27
#2 「富久」1970.11.30 「干物箱」1969.5.28 「馬のす・大仏餠」1970.4.27
#3 「愛宕山」1970.2.25 「心眼」1969.1.22「つるつる」1970.10.28
#4 「鰻の幇間」1971.7.23 「悋気の火の玉」1969.7.28 「景清」1971.3.30 「松山鏡」1969.12.26
#5 「夢の酒」1970.6.26 「かんしゃく」1968.7.25 「締め込み」1969.3.17 「明烏」1971.1.27
#6 「酢豆腐」1966 「船徳」1966 「富久」1964
#7 「素人鰻」1965 「景清」1966 「愛宕」1966
#8 「明烏」1963 「つるつる」1964 「深川」 (踊)有明 (唄)1967 /1997 「インタビュー他」

四月には、ポニーキャニオンから上下巻（上：つるつる・富久　下：明鳥・寝床）でDVDもリリース予定。こんなにたくさんいっぺんに出るなんてうれしい悲鳴です。それにしても、文楽師匠って、なんともいえず妙にいいんですよ。

冬のぬくもり

MUJIの湯たんぽを愛用しています
幼い頃岩手のおじいちゃんの家に行くと、自作した（鉄工所を経営）銅製の湯たんぽを用意してくれました。雪も降っていたし今よりもずっと寒かったような気がしますが、布団の中はぽかぽか。毛布の匂いやぬくもりをも今でも覚えています。風邪で日中一人で寝ているとなんとなく小寒いものです。夜はママボリンケンが横に寝ていますのでほんのり暖かい。それじゃ、というので湯たんぽを買ってきました。

寝る1時間位前に布団に入れとくだけで柔らかい暖かさが布団に広がります。80℃の2Lのお湯がこれほどまでに効果があるなんてちょっと驚いています。

復調の兆し

ブリカエシ
一度は良くなった風邪が先週末にはぶり返し週末三日間安静にしていました。今回の風邪は、1/5から三週間以上もかかっています。病院は、地元〜仕事先（新宿）〜仕事先（大手町）〜地元〜仕事先（大手町）と五回も通院しています。医者もそれぞれで、一日何人も相手しているので流れ作業的な対応の医者や要領の得ない説明とかされる医者。親身になってくれている医者もいて、様々でした。仕事先（大手町）の女医さんが一番的確で薬も効きましたね。気になるインフルエンザもテスターで確認してもらい陰性でしたので、今のところは安心。

平熱は35.5℃前後のところ、38℃を越えると朦朧として、数分おきに妄想を見るし悪寒がしますね。日増しに、基礎体力が落ちてきているのを痛感しています。様子が良くなったら、何かトレーニングでもして体の内側から力を付けておかないといけないと考えています。体をほぐすためにストレッチして軽く走って50mぐらいは泳ぐ...なんてこともしたいです。

二層焼き

ニソウヤキ
ピザのおいしい焼き方...ではありません。DVDに倍の容量をコピーできるのが二層焼き。4.7GBでも容量があるのに何故その倍？という疑問がありますが（実際は8.5GB）、最近のDVDは何故かほとんどが二層がオリジナルです。2時間以内でも、音声や特典なども入り4.7GBでは足りないのでしょうか（コピーガードしているとも考えられます）。そして、二層から一層にリッピングする方法もたくさんありますが（我家ではDVD Copyを使用）、画質や音質を考えるとオリジナルと同じにしたい場合もあり、週末に色々試してみました。

①オリジナルを丸ごと内蔵HDDへコピー（OSEx）
②DVDイメージを片面二層DVD-R RLへコピー（ディスクユーティリティー）

我家のPowerBook15では二層へのコピーが出来ないので、ママボリンケンのMacBookProを借りました。4倍でコピーしますが、コピーに1時間、検証に1時間かかりますね。結果は、MacBookProでは正常にコピーされたDVDは読めましたが、我がPowerBookとDVDプレーヤー（東芝RD-VX33）では、ディスクすら認識しませんでした。いや〜、これでは折角の作業がムダになると思い、コピー先のディスクを（三菱化学メディア→日立マクセル）に変更して、再トライ。これもダメでした。どうも納得できない私は、歩いて数分の大手家電量販店に開店と同時に行きました。まずは、最新のiMacで確認しOK。次は、ソニーのブルーレイで確認（OK)。パイオニアのブルーレイでもOK。PowerBookも自宅のDVDプレイヤーも5年前の機種なので、ドライブの規格が合わないためと判明。まぁ、当時はDVD-R RLなんて企画もなかった筈ですから、仕方がありませんネ。

これで、長らく廃盤のままのDVDも無事にコピーできましたが、見ることが出来ないので普段用に二層→一層コピーしておきました。失敗も含めて4枚も使ってしまいました。で、MacBookProの性能を試すために、DVD→iPhoneファイルへ変換（HandBrakeを使用＝Intel Macに最適化されている）しましたが、PowerBookでは二日かかる作業が、2時間で終わりました。改めてIntel Macの凄さを実感しました。あっ、そうそう著作権の問題もありまるので、取扱には注意が必要です。（BLOGに書いていることもいけないのかも）

開店と同時に入ったお客もまばらな家電店の、パイオニアのAVブースでサラウンド＋ウーハーを最大にして持参のDVDを見ましたが、これは凄いですね。ドラムのキック音やアコースティックギターのコードカッティングも鮮やかに響いていました。自宅のAVシステムもこのようになっていたらいいなぁと思いますね。まぁ、二層フルコピーを再現するために、Macを買い換えたりブルーレイプレイヤーとか考えたら、まぁ(今では）許されない出費になるのですが...ネ。

窯が欲しい

とろとろに溶けるチーズを待ちながら
ふと、窯があったらなぁ...と。今日は天気も良く散歩日和でしたが、つい昼寝。風邪の時はゆっくり休養するのが一番です。治りかけなのにぶり返してもいやだし。で、夕方からピザを作っていました。

粉をこねて、床暖房の熱で発酵させること約一時間半。生地を薄くのばして、ブファラとカッチョカバロをのせる。おっと、トマトから作った濃厚なソースと岩塩が先でした。まぁ、こういう細かくて手間のかかる調理はママボリンケンの担当。私は、ひたすらアシスタントと調理しながら飲むワインの手配。

まずは、ブファラとカッチョカバロがトロトロになったらバジルとサラミをトッピング。生地がサクサクして二種類のチーズがブレンドされて、サラミの塩気がちょうどいいです。次は、ブファラとトマトソースだけで焼いて、途中に卵を。半熟になったらちじれほうれん草、バジル、生ハムをトッピング。卵をフォークで割りそこへトリフオイルをたらします。卵とトリフオイルの濃厚な味わい。

ピザは我が家で作ったのに限りますネ。
生地とハム類がもう一回分あるので、明日はどんなのにしようかな...。

少し良くなる

風邪は段々と良くなって来ています。火曜日に薬が切れたので、昼休みに仕事で立ち寄ったの西新宿で三井ビルでクリニックへ。世の中病気の人がこんなにいるんだぁ、と感心するくらいの患者が待合室に溢れていました。待つこと約一時間。診察後処方箋をもらってきました。

・サワシリン錠
・PL顆粒

特に、PLは以前の勤務地八丁堀の病院で処方された薬で、個人的には好きな薬でした。夕方になると薬の効果が切れてしんどくなっていましたが、夕方帰社。屋上からiPhoneで一枚。うん、iPhoneでもまあちゃんと写るんですね。（富士山は肉眼の方がもっと大きく見えるんですが）

6月までの休職

ちょっと心配です...。

MacBook Pro 17インチ 2.66GHz

318,800-288,800=30,000円
15インチの上位機種（ママボリンケン仕事で使用）との差額が30,000円のMacBook Pro 17インチモデルって、魅力的な価格帯ではないでしょうか。しかも、バッテリーは内蔵型で8時間起動。内蔵することによって、脱着に必要な部分が不要になり、不要になった分だけ容量を拡大できたと説明があります。なるほどそういう手があったかと驚いてしまいました。15インチの底は、HDDとバッテリーが取り外しやすいように組まれていて、これも驚きでしたが、17インチは更に進化しています。今後は、全てのMacBookは内蔵バッテリーとなるのでしょうか？

BTO後の差額41,340円
まぁ、私の場合は、Macを持って歩くことは帰省の時以外はないような状態です。出掛ける先にMacがあり、メールチェックなどはiPhoneとなって、ますます持ち歩くことがなったし、リビングのテーブルで使って、未使用の時はモニターを閉じておく。このような生活を長く続けているし、やはりMacBook系が次の候補ですね。HDDを7200rpmに交換（追加5,600円）、モニタを非光沢に交換（追加5,600円＋フレームはシルバー）、USキーボードに交換。こうしても、15インチ上位機種との差額が41,340円ですからネ。（macbookpro17.pdfをダウンロード）

非光沢モニタってきれいなのかなぁ？
フレームが狭いので、全機種と同じ構造のように思えるのですが、はて、どうなんでしょうか？
うふふ、新聞のチラシを17インチ大に切って、モニタに重ねて想像したりして...。

冬の夕暮れ時

あらゆる予想を超えた種類の歳月
気がつくと日が長くなって、夕方でもまだ明るいです。風邪で体がだるいので、昨日今日は遠くへ出掛けずなるべく家にいました。本当はゲバラの映画を見にいく予定でしたが、映画館で咳をするわけにもいかず断念。そのかわり、図書館から借りたままの本を少しずつ読んだり、志ん朝さんのDVDやレス・ポールとトーキング・ヘッズのDVDを見たりして過ごしました。

今日は、不安定な天気で晴れたり曇ったりの天気でしたが、夕方には沈む光が静かに部屋の中に差し込んできました。村上春樹の『意味がなければスイングはない』を読んでいると、外がオレンジ色に包まれてきました。02年にホノルルマラソンに参加した村上春樹の目的が、マラソンの前夜祭でブライアン・ウィルソンのコンサートだったとは。たった15ドルでフルコンサートと食べ放題の食事と飲み放題のビール。私でも行きたくなります。

東京公演でも最後に唄われた、《人生の第二章を向かえた》ブライアンの「Love & Mercy」。
《ブライアンにとっても、僕にとっても、それはずいぶん重みのある歳月だった。あらゆる予想を超えた種類の歳月だった...（中略）...少なくとも我々は生き延びているし、鎮魂すべきものをいくつか、自分たちの中に抱えているのだ》と、最後の行の意味を考えていました。

寒風

風が強くて
前に自転車が進まない程です。ギヤを下げてゆっくりと駅に向かっていきました。電車から東京湾をぼんやり眺めていたら、入道雲のような雲がニョキニョキ。ああ、不思議な風景だなぁ...と。お見舞いに行った方も、元気そうでホッとして帰ってきました。

...という私の方は、風邪気味。病院で診察を受け薬を飲んでいます。

・ジスロマック（抗生物質）
・カロナール（解熱）
・ムコダイン（痰、鼻づまり）
・トランサミン（のどの痛み、炎症）

鼻をかみすぎで、鼻の頭が真っ赤かです...。

落語 昭和の名人 決定版

スタートは志ん朝さんで
《一昨日の、TBS/情熱大陸、立川談春が出演していたのを見て、衝撃を受けました。めちゃくちゃ、うまいですね。そして、なんか、ものすごいエネルギーを感じました。さっそくエッセイ「赤めだか」を読んでいます。今年は、落語にはまるかもしれません...》と、masaから新春のメールが。私も見ていました。談志とのピリピリとした関係も見ているだけでハラハラでした。でも、やっぱり志ん朝さんから始めた方がいいよ、と返事をしました。

で、そんなmasaにぴったりのシリーズが、今日からスタートしました。詳しくは、ここをチェック。やはり、スタートは志ん朝さんからなんでしょうか。残念ながら付属の音源は既発売で、初めてだったら他にもあるのにと思ってしまいます。でも、初回だけ490円で、たっぷりと読めるので、まぁ良しとしましょうか。それにしても、新聞では一面広告、TVのスポットCM。出版社もかなり気が入っています。完結まで、12/22。最後は、演目未定ですが三木助とくれば「芝浜」でしょうネ。

こういうシリーズって色々あるけど、アナログシンセやテルミンあたりはどうなんでしょうか。フェラリーのシリーズはもう完結したのでしょうか、ちょっと気になります。

Letter from Apple CEO Steve Jobs

異例の書簡
急激な痩せ方で、ファンならずとも心配していたスティーブ・ジョブズの健康問題。同年代だけに私自身、相当心配していました。最後になるかもしれないと噂のMacWorld。その基調講演も欠席となれば、悪い噂が飛び交っていました。本人から、異例とも言える書簡がAppleのサイトに公開されています。

《08年に入り体重が減少し続けていたのは、ホルモンのバランスの乱れによるもので、高度の血液検査で原因が分かり只今治療中。春先には回復する予定で、今はホリデーシーズンを数年ぶりの家族と過ごしています。CEOになってから11年間は、全てをAppleに捧げてきています。そして、CEOとしての役割を果たせなくなった時には、誰よりも早く取締役会にそれを告げることでしょう。回復するまで、アップル・コミュニティーの皆さんのサポートと、私が常にAppleを最優先にすることへのご理解をお願いします》

ああ、良かったと、安堵すると共に責任感の強い言葉に胸を打たれました。

The Name

危険な女
チョン・ドヨンと我がトニー・レオンがクリップで競演しているとの噂。色々調べてみると「The Name」というユニットのPVでした。ずいぶん前に兄妹でちょっとしたブームになっていたことを突然思い出しYouTubeで検索。当時は、ごくごく小さな画面で楽しんでいましたが、今はYouTubeでまぁ高画質でこうしてBLOGにも貼り付けることが出来ています。世の中悪い方向に向いていますが、テクノロジーの恩恵を受けてみると世の中進んでいるのだなと納得。

PVの内容は、たっぷりと7分以上あるので見ていただくとして、一人二役のチョン・ドヨンが、マフィアのボス（の女）とスリの女を見事に演じ分けていて素晴らしいです。そして、それを受けるトニー･レオンの存在も大きく、濡れた犬のようなまなざし（(C)ママボリンケン）で魅了します。The Nameに関しては予備知識もないのですが、こうしたスローな90年代以降のソウル風の曲って、K-POPの連中はうまいですね。踊っているメンバーはコーラスとか参加しないのかな？と場違いな心配をしているEXILEとかも同じ路線だけど、コクが違うなぁとか言ったらファンに怒られるでしょうか...。

もう4年以上前に、ここに色々書いているんですね。読み返してみて色々考えてしまいました。

Happy New Year 2009

あけましておめでとうございます
ママボリンケンの実家から昨夜戻り、今朝夜明け前の総合公園に出掛けてきました。ここで朝の光を感じておかないと、どうしても今年が始まらないように思ったからでした。夜明け前の風の音以外何も聞こえない瞬間。CREMAさんから届いた素晴らしいカードに書いてあった言葉、〈ミレニアムと呼ばれた2000年から早くも9年...〉。この一行にハッとしてしまいました。なんとなく希望すらあったその時から、10年近く過ぎ、これから何を思って生きるのでしょうか。静かな問いかけを思い出しながら、太陽が昇るのを待っていました。

太陽が昇るだけ、それだけなのに
何故、改まった気持ちになるのか不思議です。物があって人がいて、摩擦が生じて、柔らかな時があって、動くべき方向があって、これだけ色んなことがはっきりしているんだから、あとは前に進んでいくだけ。そんな思いを感じながら見つめていました。年末年始にかけていささかだらけて（リラックスともいう）いましたが、何かしたくなってきました。

いや〜、それにしても5時ぐらいは寒いです。これ以上厚着はないくらいに着込んで自転車で走っていると凍えてきます。でも、太陽の光を背中に感じて帰る頃には温かくなってくるし、こうしてMacの前にいても部屋に光が差し込んできてぽかぽか。やっぱり太陽ってすごいんだなぁ、とまるで子供のように無邪気な独り言。家族連れで朝日を見つめている姿、ジョギングのおじさん、何故か上半身裸で立っている人、公園の側に小屋を建てて住んでいる男、デジイチを三つも抱えている人。いろんな人が集まってきておかしいです。今、ベランダ見ると太陽の光が海に反射して眩しいです。

ああ、真っ青な空と緑色の海、はじける白い波。どこまでも軽くなる、そんな場所に今年こそは再び行きたいですネ。それまで、知り合いがコメンテーター出演する「大人のハワイ時間 Big Island People」を見て我慢しようっと。