長崎で生まれたトルコライス
継ぎ足しカレー+チキンカツ+昔ながらのナポリタン。大好きなものが一皿に所狭しと盛られているのを見ているだけで、ググッと幸せ感に包まれて思わずニタニタしてしまった。
一条流がんこラーメン総本家の家元のBLOGで紹介されていた神楽坂のトレド。1972年以来継ぎ足しされていたカレーは、無用なトンガリもなくやさしいお味。揚げたてサクサクのチキンカツは単独でもカレーと合わせても味わい深い。そして、昔ながらのナポリタン。にんじんが入っているし、お肉は肩ロースとちょっぴり贅沢。これも注文を受けてから作ってくれるので、さっぱりとしておいしい。もちろん、KRAFTのパルメザンとタバスコを好きなだけかけてのわがまま。
世界に向けて目をむいていた長崎
ナポリとインドの中間地点がトルコ。それでトルコライス(少し強引)。カツ、カレー、ナポリタン、大好きなものを一皿に持っちゃおう!という発想がうれしいじゃないか。5~6年目に貿易センタービルで初めてトルコライスを食べたけど、油っぽくあまりおいしくなかったのがトラウマになっていたが、トレドのトルコライスで一蹴できたのも良かった。
新宿の帰りに気軽に途中下車できる飯田橋~神楽坂を登りかけるとすぐ見つかるお店。スペシャル(カツまたはチキン、継ぎ足しカレー、ゆで卵、ドライカレー)、オムライス、冬季限定のワンプレート(継ぎ足しカレー、クリームシチュー、バターライス)...気になるメニューもたくさんありまた行きたいな。サッポロラガービール(いわゆる赤★)があるのも、家元が気に入っている所以なのかな?
このオーセンティックな佇まいと味わい深さは、サルサに例えるならばサントス・コロンのようだった。
ウフフ、家で煮込み風ナポリタンを食べたばっかりなのにネ...。
■二丁目食堂トレド
東京都新宿区神楽坂2-6
定休日:月
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。