魚はじっくりと焼かないとウマかない
焼いた時の香ばしさと艶。なんとも言えないですね。と言いつつも、社会人になるまではその良さが分からず、学生時代のアパート暮らし時代、隣が魚を焼き始めるとどうにもこうにもイヤでした。
ところが社会人になって、仕事帰りの定食屋で食前ビールの旨さや納豆の味、そして焼き魚の旨さを知ることに。また、ママボリンケンの厳しい指導で魚の《正しい食べ方》を教えてもらったのも、ひとつの転機になったと思う(些細なことだけど重要なこと)。
浦安の人はしっぽしか食べないんだよ
この部分としっぽと食べ比べてごらんよ、よく分かるから...。とお客さんへ熱心に説明している声を横で感じていたら無性に食べたくなったのがとろろご飯に紅鮭をのせたもの。これは、ママボリンケンがおとっつぁんから直々に教わった食べ方。
出汁で十分にのばしたとろろに鮭をのせ、海苔とネギ、そしてちょこんと山葵。これだけの極シンプルながらも旨さ保証の一品。毎日でも食べ続けられるマスターピース。山芋の出し加減と旨味を凝縮した紅鮭が渾然一体となる多幸感に今夜もありがとう。
京都の絹ころ
泉銀さんで見つけた特選おかかとしらすをたっぷりのせると、醤油や生姜もいらないおいしさ。これもまた、お酒が進む。
泉銀さんの正面メインステージ、アリーナ席ではなく、正面向かって右側ステージにもお宝がいっぱいあるので、次回も隅から隅までずずいと...見ておかないとね。
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