二週間も経つとそろそろ禁断症状
京都で隣り合わせの店を食べ比べした頃から虚無感や渇望、そして知覚することができないものを見たり、ちょっと禁断症状がではじめたようで怖い。打つか吸うか、いやいや食べる。BLOGでの告知を見て本来週末はまったりとしているつもりだったが、ふらふらっと四谷荒木町へ。
いらっしゃい、田さん今日は?
家元の笑顔に引き込まれて思わず「ヒロポン大盛り」と。「大盛り?」と夫婦で確認されて「やっぱり普通盛りで」と修正。「じゃぁ、ウマイやつを」と。カウンターで待っているだけであの匂いに包まれ恍惚。
スープを一口、ああ、と溜息。なんか高純度。一口で荒波が弾け飛ぶ感覚がグイグイっと押し寄せる。血圧や脈数が上昇していくようだ。待ちもうける味とはこういうことかと激しく実感。
ヒロポンを吸った麺、分厚いチャーシュー、煮込んだバラ肉。たった二週間のご無沙汰なのに再会にちょっと動悸がしてきそう。じわじわと沁みでる悪魔の囁きにもう勘弁してください、いやもっと責めてくださいと喘いでしまうほどのおいしさ。隣の常連さんがヒロポンが出来るまで待ちきれず厨房を覗き込んでいた気持ちも痛いほど分かり、思わず「ウマイですねぇ」と声をかけてしまった。
9:37着15番目
早出にシフトしたので10:10には食べはじめ。思ったよりも早く待ちのベンチに座りながらドアの隙間から家元の後ろ姿をぼんやりと見ていた。10:30に店を出たときにはやっぱり30人待ち。早めに出発したのが良かったのかもしれない。
これが悪魔の扉なのか、天国の扉なのか...。
今が見頃の外苑のいちょう並木
146本のいちょうは青山通りから背の高い順の植えられたってホントだったんですね。毎年クルマで通り過ぎるばかりでしたが今年は端から端まで往復散歩してみました。真っ青な空と黄色いいちょうのトンネル。人出は多かったけど歩けないほどでもなく、思い思いに楽しんでいる姿を見ているだけでもこちらも幸せな気持ちになりました。
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