節分は季節の始まりの前の日のこと
明日は立春。こうして季節は分けて節目を付けてきているんですね。季節の変わり目には邪気が生まれるので豆をまいて追い払う。志ん朝さんの「あまから暦」には、一月は往ぬ、二月は逃げる、三月は去ると。一月は正月気分で、つい日々の経過をあまり気にしない。二月は短い月なので、日々は逃げるようにして過ぎ去る。三月は、別れの月など慌ただしく足早に去っていく。まぁ、費用対効果、KPIに基づく業務手順の見直し、バランススコアカードなどと人をお金で測ろうとする世界に埋没していると、季節の節目を忘れてしまいそうですが。
鯛のだし〆ちらし寿司
折角なのでちらし寿司。茅乃舎さんの店頭で季節ごとにいただく「旬の料理読本」はとても重宝しています。ついその気になって作ってしまいますが、うまぁたいがいおいしく出来る。今夜は鯛のだし〆ちらし寿司。だし一袋を破って中味を取り出して、すし飯に混ぜて、お酒をふりかけた真鯛にも軽くまぶして出来上がり。そのまま食べてもよし、塩釜の柴崎屋の海苔に巻いて食べてもよし。ちょっとふざけて西南西の方向に向いて願い事あれこれ。
久し振りのホタテサラダ
作りながら、食べながら必ず思い出すのが伊丹十三さん。「ヨーロッパ退屈日記」「女たちよ」など熱心に読んでいたし、映画にも感心していた。突然の死には不可解なことが多いのが何故か心に引っかかったまま。
ママボリンケンが見つけた鬼さん
瞳は薔薇の蕾、頬の赤点は返り血。この辺もポイントなんだ、と何度説明されたか。でも、この鬼のお面は見ているだけで和むね。
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