我が家で冬のサラダと長い間呼んでいるサラダ
もう随分前に手にした「パトリス・ジュリアンのフランスワインABC(1997年)」という本、色々と参考にしていますが、最も多く料理しているのが「Salade fout en un」。リンゴ、ジャガイモ、チコリ、葉っぱも含めたセロリ、ゆで卵、赤たまねぎ、1cm角に切ったチーズ。生クリームとブイヨンのドレッシングであえて、最後はカリカリに焼いたパンチェッタとセルフィーユ。じっくりと火を通したパンチェッタから滲みでた熱々のオイルを回しかけます。
皮ごとの紅玉の甘酸っぱさ、バーミュキュラでホクホクにしたジャガイモ、ざるの上で自然乾燥させたサラサラの赤玉ねぎ、シャキシャキしたセロリ。キリリと冷やした トスカーナの白ワイン。一皿で十二分に満足の冬のサラダです。
おいしいものってなんだろう
ホテルの居直りに近い自爆会見を見聞きしていると、呆れてうんざり。明らかな偽造なのに表示の問題で現場の板前さんに責任をなすりつける。巧妙に調理されてしまうと素人には分かりにくくなってしまう恐ろしさ。世の中の欺瞞を見ているようで何度も憤慨。これを機会に、安手のグルメ番組や旅行番組がなくなるといいんですけどね(三流のタレント=足らんとに気軽に「うん、旨い」なんて言って欲しくないし)。
手に入る範囲でなるべく良い素材を見つけて、出来るだけ手間をかけて作る家庭料理に優るものはないと、最近つくづく思ってしまいます。
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