●アルバム
・STEP / KARA・JPN / Perfume
・JAPAN 1st ALBUM / 少女時代
・Ray of Hope / 山下達郎
・Alma Adentro / Miguel Zenon
・RIO / Keith Jarrett
●シングル
・STEP / KARA
・The Boys / 少女時代(韓国バージョン)
・The Boys / 少女時代(英語バージョン)
・Run Devil Run / 少女時代(日本バージョン)
・レーザー・ビーム / Perfume
●ボックス
・The SMiLE Session Limited Box Set / The Beach Boys
・Living in the Material World / George Harrison
・JAPAN 1st ALBUM / 少女時代
・All About Girls' Generation Paradice in Phuket(写真集・DVD)
●リイシュー~コンピレーション
・The SMiLE Session Limited Box Set / The Beach Boys
・Live at Fillmore West / Aretha Franklin
・SOUL DO BRASIL
・The Complete STAX VOLT Single 1959-1968
・Enrique Delgado / Los Destellos
●ライブ
・JAPAN FIRST TOUR GIRLS' GENERATIONの全て
・NATURE REPUBLIC presents JI YOUNG GYU RI HARA
・二人会(桂歌丸、三遊亭円楽)
●DVD/Blue-ray
・Living in the Material World / George Harrison
・The 1st ASIA TOUR "Into the new world" / 少女時代
・JAPAN FIRST TOUR GIRLS' GENERATION / 少女時代
・Perfume LIVE @TOKYO DOME「1234567891011」/ Perfume
・渡り鳥シリーズ / 小林旭・宍戸錠
・ウルトラQ
なんといっても今年の前半はSNSD一色に染まり、ツアーチケットの争奪戦
次々とリリースされるアルバム、シングルに翻弄され続けました
YouTubeでほぼリアルタイムで活動がトレースできる時代にぴったりのSNSDの活躍。日本に留まらず(SMとして)ワールドツアーでパリ~NYまで行っているのだからスゴイと思います。SNSDもしくはSMのグローバル展開に驚いています。
ある意味では国策ではないかとも思いますが、本人たちの持つ才能や輝きがなければここまで来なかったというのも事実。20歳から23歳ぐらいまでの、成長した姿を様々な形でリアルで体験できることも素晴らしいです。艶めくティパニ、艶やかなのテヨンの声、何故か心引かれるジェシカ、つい目がいってしまうユナ...全員が気になってしまうんですね。
一方のKARAは、「URAKARA」の放映が年始から始まったのにもかかわらず
カラ騒動~震災と十分な活動が出来てなかったが
SNSDと違って、韓国産のアイドルという構図もまるもりの女の子と絡むほどにはちょっと過剰ではないかと。それでも、9月に韓国でも完全復帰、合わせてアルバム『STEP』のリリース。曲もPVも、なにより本人たちが生き生きしているのに心痺れました。KARAの最も素晴らしい瞬間を捉え、なおかつ音楽的にも次の次元を目指しているのを強く感じました。
リメイクの「私は... (ing) [Acoustic ver.]」のドキッとするソウルフルな世界も今後もっと伸ばして欲しいです。そして、友人から工面してもらったチケットで潜入できた「NATURE REPUBLIC」のイベント。ギュリ、ハラ、ジヨンの三人にハイタッチ~ほんの僅かの会話が出来たのもホントウにうれしかったです。
あの『SMiLE』の完全版が...
そう聞いただけでリリースを心待ちにしていました
そして、入手できたボックス・セットはこれまで入手したボックスの中でもトップの素晴らしい内容。立体的に作られた箱、写真集、LP、そしてセッションを収めた5枚のCD。ブライアンがまとめた『SMiLE』をベースに再構築された本編も素晴らしいですが、あの時代を真空パックしたようなサウンド。
それでも深まる謎の数々。
ジョージ・ハリスンの伝記映画をスコセッシが監督するとどんな内容だろうか?世界で唯一劇場公開された映画は3時間半があっという間に
過ぎてしまうほどの内容でため息の連続
ジョージの世界観、スライドギター、なによりもミュージシャン・シップ溢れる行動力に感銘を受けてしまいます。ディランがバイクで事故を起こし、後のザ・バンドになる連中とウッドストックへ引きこもり新しい音楽を模索。そこにも、ジョージが絡んでいることを再認識できたのも個人的に大きな収穫でした。
同タイトルのボックス・セットに収録された未発表の曲を聴いてみると、驚くほどにディランやザ・バンドとの共通点を発見してしてしまってます。『All Thing Must Pass』をジョン・サイモンがプロデュースしたら、もしかして『Big Pink』になったんではないかと、しばし妄想してしまいます。
普段は日本語の歌詞の音楽を聴いていない私ですが、SNSDやKARAを通じてメロディー中のフレーズを追いかけていくクセがついてきたところに「レーザー・ビーム」「VOICE」「ポリリズム」の洗礼
それで、もうすっかりPerfumeの世界へ。撮り溜めた音楽番組を整理していると必ずPerfumeがいて、それらをつらつらと見ているうちに弾けてしまい新譜『JPN(限定盤)』を予約してしまいました。
なんと、身近な友人も実は大ファンだった、という発見もあり不定期ながら二人だけのファン・ミーティングを繰り返し、さらにヒートアップ。
中田ヤスタカの世界観を三人が演じるとPerfumeになる...なんて簡単に言ってしまうのが惜しいくらいの姿にちょっとメロメロ。完全に10年間を後追いしつつ、最新のライブ映像にのけぞっています。来年は是非ライブ体験したいものです。
今年を振り返り「勇気をもらった曲」「感動を与えた曲」...そういう言い回しをそろそろ年末のTVで見ると苦々しく感じるのは私だけ?時には静かに見つめる視線も必要なのではないかと。そういった意味では達郎の新譜は心にしみこみました。音楽家として人間として真摯に受け止めていく姿は眩しくもあります。
韓国製作と日本製作との違い
例えば、SNSDのツアー映像。韓国製作『The 1st ASIA TOUR "Into the new world" 』と日本製作『JAPAN FIRST TOUR GIRLS' GENERATION』を比べてみる。前者がジャケットも装丁も写真集も愛に溢れる内容。勿論、カメラワークも必要以上のカット割りもなく、落ち着いてコンサートを体験できる内容になっています。
ところが、後者の『JAPAN FIRST TOUR GIRLS' GENERATION』の場合は、ジャケットもピンと来ないし、写真集は既存のダイジェスト。カメラワークも落ち着きません。曲ごとの見せ所を知らないでスイッチングしているみたいで、見ていてイライラ。おまけに、ソロパートがカット。あの素晴らしいツアーの魅了が1/50ぐらいに収まってしまってます。まだまだ、韓国の音楽についての認識が我が国は低いようですね。
それに比べて『SMiLE』『Living in the Material World』のパッケージは
充分にファンを唸らせる内容
やはり世界規模のリリースとなるとこうも違うのかと。これでもかというほどのオマケがついているのでうれしさも倍増。テーブルの上に色々と広げて悦には入る。こういううれしさも一杯です。SNSDもこういうファンを納得させてくれるものをリリースして欲しいですネ。
まぁ、今年はタイトルにも書きましたが、SNSDの初日本ツアーに前半は翻弄されました。チケットの入手方法〜会場への入場方法も初めての経験方法だったので、分かるまでほんとたいへんでした。そして、KARAのカラ騒ぎと復活までの長い時間。やきもきやきもきするほど情報が錯綜してました。この二つのグループの展開(グローバル化と日本のアイドル化)は、今後どのようになるか、来年も楽しみです。他にも色々韓国のガールグループが日本デビューしましたが、どちらかというとあざとさが全面に出てきていて、自分にとってはイマイチでした。
ほとんど、ラテン~サルサがないんじゃない?
いやそうではなく、FacebookやYouTubeで見つけてきた画像を楽しんでいることが多かったです。また、Facebook経由で知った「音楽夜噺」をきっかけとして、プエルトリコとペルーの音楽を再認識できたことも個人的に大きかったです。プエルトリコの会では、ようやく会えた方もいたし、なによりもキューバに匹敵するほど豊かなプエルトリコの音楽をコンパクトに説明を受けたこともためになりました。ペルーの場合は、都市へ向かった人々が都市で作った音楽、アフロペルーへの認識を新たにしてくれたことも有意義でした。そうそう、真面目な集まりの中にも、モニカやアクア・ベージャのこと好きなヒトがいたりして、ちょっとニンマリもしてしまいました。
また、寄せていただいたBLOGへのコメントも励みにもなっていて、都度ラテンの世界に引き戻っています。
とうようさん、今野雄二さんの死
私が聴いている音楽に刺激を与え続けてくれた(今野雄二さんは映画も) 二人を失ったことで激しいショックを受けてしまいました。2012年に後半までにCDという形式がなくなるのではないかと噂があります。どのような流通を経ても、届く音楽は届くと信じています。でも、そのような事態が来る前に二人がいなくなってしまうのも、何かのワケでもあるのでしょうか?
さて、来年はどんな音楽に出会えるのでしょうか?
ちょっと刺激的で、どこかに運んでくれそうな音楽。
また、どこかで出会いたいです。
コメント
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