台風で雨ばかりの塩釜でしたが
帰る日にようやく晴れ先送りしていた小豆浜へ早朝に出かけました
既にニュースで伝えられるように50あまりも打ち上げられたコンテナは跡形もなく片付いていました。前日までの雨模様が嘘のような穏やかな早朝の海岸は僅かに高い波とゆっくりとした風に包まれていました。波打ち際に立っていると、ここは半年前と何も変らないような錯覚をも覚えてしまいました。
それでも、菖蒲田海岸は設備が崩壊されたままになっているし
七ヶ浜町も瓦礫も整理されていて見渡す限り何もない状態
ときおり見かけるワンコの散歩やはしりびとの姿にほっとするほどです。やはり、無人の道を花渕浜に進むと老夫婦が家の土台を整理していました。声をかけられ色々とお話をうかがいました。多くの人は高台に仮住まいし、なかなか海岸周りの行く末については先に進んでいないらしいです。特許申請中と貼り紙がしている大きな機械は、海苔の種付けをするためのものだそうです。無残にも残ったフレーム越しの青空が妙に眩しかったです。
菖蒲田海岸の入口にあった花壇ではハマギクが満開
ハマギク(浜菊)とは日本原産の耐寒性の多年草で、本州北部の太平洋岸の海辺の砂地に自生。海岸の崖の割れ目などに生えるためハマギクと呼ばれ、別名はフキアゲギク(吹上菊)、ニッポンクリサンセマム。英名はニッポン デージー(Nippon daisy)となります。花言葉は、友愛、逆境に立ち向かう。まるで、その言葉のように風に揺らいでいました。
あと二ヶ月あまりで雪が降る北国の、より早い復興を陰ながら祈りたい気持ちでいっぱいです。
小豆浜〜菖蒲田海岸の写真はこちらへUPしました。
http://gallery.me.com/borinquen#100042&view=mosaic&bgcolor=black&sel=7
突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
投稿情報: フルラ バッグ | 2013/03/14 01:37