ロゼと蟹

なんか急に蟹を食べたくなって早朝市場へ
年末近くなると何故か心も落ち着かなくなりそうです。
やれることを全部今年に済ませてしまおう...と思っても、出来ずに空回り。それならいっそのこと、思い切ってこれは来年、これは今年に、都合のいいように仕分け。そんな話をママボリンケンと話していたら、突然「蟹食べたい！」。

なんら脈絡のない提案にすっかりその気の二人は、早朝市場へ。ありました、我が愛するたらば蟹が。身が締まって旨いんだから...と声をかけられてその気になって食べてみるとなるほど旨かった。同じお店でちょっと奮発。これを全部食べたら多すぎるので、半分は別の日に。ここでも紹介しましたが、西麻布のイタリアンレストランのマダムがこっそり教えてくれたレシピがシンプルでおいしいです。

①蟹を捌く
②よく冷やしたお皿に盛り付け
③岩塩と黒胡椒、そしてオリーブオイルを軽く
④イタリアンパセリを盛って
⑤レモンをたっぷりかけて（ここがポイント）食べますいや～、旨いんだなぁ...。

CREMAの勅使河原さんからいただいた（リンク先でロゼが紹介されています）、ちょっととろっとしたロゼをちょうどよく冷やしてあったので、これがまた実によく合いました。蟹肉の歯ごたえと海の香りとレモンの香り、わずかな塩加減とイタリアンパセリ。一人大きな足を一本分で十分に満足してしまいました。

他には、ガーリックトーストとドレッシングに隠し味の蜂蜜を入れたサラダ。だらだらと話しながらの晩御飯も休日ならではの楽しみです。そうそう、何故か蟹に詳しいKARAペンのキタさん、「蟹はね大きさじゃないんです、重さです。ポイントは、一番いいのちょうだい、と言って、それから値切るんです」。う～ん、含蓄の深い話だ。蟹を目にすると不思議とうれしくなるもんですネ。

おいしいロゼで誕生日を祝うのもちょっとうれしい...。