#1 Hasselblad H1 + H101
土曜時は、ママボリンケンの仕事に随行して(まぁスタジオまでの運転手とスタジオでの製作過程の記録)朝から晩まで過していました。平面的なスタジオに四種類の異なったテーマを設置。実際に小道具や商品を並べながらイメージを練っていくプロセスがとても刺激的です。モデルが入ったところで演技指導。
そして、カメラマンが登場。ファッションフォトグラフィーの現場初体験なのでじっくり見させていただきました。カメラはハッセルブラッドH1。背面にデジタルフィルムバックH101を付け、FireWireでMacBookPro17へ接続。撮った瞬間から約2秒でRAWデータがMacへ転送。使用ソフトは、CaptureOne Pro。レンズのせいかカメラのせいかソフトのせいか、おそらくその全てのためか画面上の写真はそれだけで作品になっています。ディレクターを中心として、その場で良い悪いの判断が出来て、それをカメラマンやモデルに伝えて即反映。いやはや、すごい世界になっているんですね。創造力(想像力)と技術がより優れてないと生きていけない世界。プロの厳しさを知ることになりました。
#2 Canon EOS 5D Mark II
日曜日は、私のカメラの師匠の家に遊びに行きました。
Macでは私が師匠なので、Macのフォローをしながら新しいプリンタ購入~設定しました。iPhotoの使い方とか一通り説明~設定した後は、カメラ談義。プロではないですが、プロ顔負けの理論や機材について年に何度かレクチャーを受けるのも楽しみの一つです。
師匠の得意分野は、趣味の山登りでの風景写真。荒々しい山と色とりどりのグラデーション=紅葉の対比。水辺に映りこんだその姿はMacの大画面でも吸い込まれそうな世界。風景を写真で切り取る瞬間にはもう二度と目にしない瞬間であるというのが良く分かります。
壊れかけている初代GRDとiPhone 4が今の私の機材。シチュエーションによって使い分けていますが(ほどでもないけど)、最近はBLOGの写真も含めてiPhone 4の方が多いかな。ポケットからすっと出せてメモ代わりに写真を撮る。今の私の気分に合っている所以。でもねぇ、プロの最先端の仕事振りをまじかで見たり、機材によって風景の見え方が変る事を理論的に説明を受けると、色々参考になります。学生時代に本物のフェンダー・テレキャスターを借りてライブをしたことがありましたが、いいフレーズが弾けたことを強い印象で覚えています。きっと、カメラも楽器と同じなんでしょうね。写真も音楽も、その人の生き方そのものを投影していくものだと...。
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