一枚の写真の中の家族
日本庭園の池に桜の花びらが映り、幼い子供を囲んで家族が手作りのお弁当を食べている。どこかにしまい込んだ遠い記憶。私以外の家族が眠るお寺のすぐ近所にある輪王寺。お墓参りの度に訪れたいと思い、もうずいぶん時間が経ってしまいました。遠出をしない時の晴れた日曜日は、ここに来てお弁当を広げるのが楽しみでした。おたまじゃくしを初めて見たのもここだったような気がします。大きな池にはたくさんの鯉やあめんぼう。ときおり薄日が差す、誰もいない庭園で一人、ぼんやりと歩き回っていました。聞こえるのは鳥の声と水の音。餌付けされた鯉が寄ってきますが、餌をもらえないと分かるとパシャッと音を立ててどこかへ泳いでいきます。電話をすれば会える友人がすぐそばにいるのに電話しないのは何故なんだろう...と色々考えながら写真を撮っていました。帰りにザリガニを捕っていた青葉神社を見つけ、人間の記憶というモノは当てになるようでならないもんだなぁと思いました。
本当にあったマンホール
そういえば、一週間前にkaz papaさんと秘密のオフ会をした時に「はて、勾当台公園にマンホールはあるのか?」、と。映画『ゴールデンスランバー』でのワンシーンを巡って、私はないと思いますと返事。でも、妙にきになっていたんですよ、これが。輪王寺に行く前にちょっとよってみましたら、なんとありましたヨ。はは〜、ここから出て音楽堂へ向かい、TVカメラの前に出てきたんですね。そして、TV中継の音声を切られた後に...。え〜っと、マンホールは重かったです(嘘)。
神楽坂での会話が気になって行ってきました。他にもロケ地巡りしようと思いましたが
車で回ると駐車場の問題もあり断念しました。
もしかして、アンジェ・ワイダの『地下水道』あたりもヒントになっているのでは?
投稿情報: Borinquen | 2010/05/04 06:53
ありましたか~!
びっくりですね。
まさか、そこまで取材してイマジネーション広げて
書いたのかな~?!
投稿情報: kaz papa | 2010/05/04 06:17