季節はグラデーションのよう移りゆく
今日は立冬、そう聞いてグラデーションのよう移りゆく季節の節目を意識する。桜の樹が色づき、冷たい空気、暖かい木漏れ日、そろそろ手袋が必要になりそう。そんな季節になると食べたくなるのが、シチュー。こってりと真剣に作るビーフシチューの幸せ感。一方、クリームシチューは手抜きで「冬物語」で(やっぱりややインスタント感あり)。共にルクルーゼの鍋からおいしそうな湯気で、窓が曇ってしまう。
冬のサラダ
クルミ、グリュイエールチーズ、紫玉ねぎ、チコリ、ゆで卵、セロリ、じゃがいもをフレンチマスタードをベースにしたドレッシングで和え、パンチェッタをじっくりと炒め油を共に振りかける。チャービルをたっぷりかけたサラダは冬の始まりのサラダ。これは「パトリス・ジュリアンのフランスワインのABC」から。もう、20年以上前から作り続けている我家の定番。
牡蠣のリゾットも冬の定番。牡蠣の出汁で炊いて最後にクレソンのざく切りとパルメザンを加えただけのシンプルなリゾット。牡蠣がおいしくなる季節には欠かせない我家の定番。
堀込高樹の「冬きたりなば」
2005年のソロアルバム『Home Ground』の曲。鈴懸けの並木道、ビスタチオを割って、柊刺った葉の先で心を守ってるの、日陰の雪解けだして凍てついて...。目を閉じるとその情景が浮かぶ。キリンジ兄のスタイリストとしての名曲だと思う。
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