偶然知った「折れ呪うな」をきっかけにアルバムをたどると
新しい音楽に出会うとちょっと夢中になってしまう悪い癖。志ん朝さんの大須演芸場のCD(30+2枚)を1ヶ月聴いていたものですから、久しぶりで聴いた音楽がルーマーの発見。そして、「折れ呪うな」のiTunesでのDLによって、今はキリンジを。1枚目から順を追って聴いていますが、う~ん、かなりヤラレてます。K-POPのように打ち込みがまるでなく、生音なのも好印象だし、バーズ、ハーパス、セバスチャン、はっぴえんど、スティーリー・ダン、ブライアン、スライ...いろんな音楽をフードプロセッサーでペーストしたようなスムージーなサウンドにちょっとひっかる(時としてエロティック)歌詞。
いわゆる渋谷系的な部分は大嫌いだったので完全にスルーしていた私
こうした兄弟バンドは大歓迎です。デビューから10年以上経過しているみたいだけど、今まで知らなくてとても残念。ワーナー時代の1~4枚目を順を追って聴いていると、ミュージシャンとしての進化が手に取るように感じられて楽しいです。69年生まれの兄、72年生まれの弟。3歳違いの微妙な年齢のズレもその秘密なのかな。来週はワーナーからビクターへ移籍後も攻めてみたいと思います。
ルーツになっている音楽を作為的におしゃれに咀嚼している...とかないところも好感度アップかな。ごく自然に響いてくるところ、スピッツやスガシカオ的な部分もあるのかな。好きになるってこと(なんでもそうだけど)なんでもないところに惹かれていることに気づくことだしネ。
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