うわぁ、同じ歩みを辿ってきている
迷宮入りしていた『SMiLE』に対して、これは私と同じ気持ちだったんだと思わせてしまった萩原健太さんの『50年目の『スマイル』ーぼくはビーチ・ボーイズが大好き』を一気に読んでしまう。そして、初お披露目の部分を二度読み、DVD(ライブと「ビューティフル・ドリーマー」)を久しぶりに通しでみていると涙してしまった。
健太さんの曲ごとの丁寧な解説をライブにシンクロさせながら観る楽しみ。残念ながらその場にはいられなかったが東京でのライブは行けたことも思い出す。
ライブはカメラワークがとても良く複雑な曲を懸命に演奏するバンドと楽しそうに歌うブライアンが眩しすぎた。「ビューティフル・ドリーマー」は『SMiLE』が完成するまでのドキュメント。ジミー・ウェブの「Surf's UP」に対するコメントが印象的だった。
あの曲は一種の予告だったかもしれない。
僕達の世代や音楽に対して誰も予想できないような大きな悲劇が起こるんだと、
そんな予告だったのかも。
「Surf's UP」は不吉な予告を含んでいる。
「気をつけろ」と言っているし「何か終りがくる」と...
プリマスロックからハワイまで。原風景を思い浮かべると「アメリカーナ」にも辿り着くのかな。今度は能地さんの本を再読しながら色々と考えてみたい。
そういえば、東京ドームでチケット予約する話(P.167〜169)には爆笑してしまいました...。
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