とかく日本料理は敷居が高い
そんな常識を打ち破った笠原将弘さんの初エッセイ。ご両親がやっていた焼き鳥屋、幼いころの話、修行時代、「賛否両論」を2004年に開くまでの経緯、桝谷シェフとの出会い(我が家のナポリタンは桝屋シェフのレシピから)。とかく敷居の高いと思われがちな日本料理を手元に引き寄せ、誰でも楽しめるように創意工夫。予約が取りにくくて未だに行ったことのない「賛否両論」、うん行ってみたい。
いぶりがっこのマスカルポーネチーズ添え
ちょうど秋田のおみやげにいただいたのがいぶりがっこ。「賛否両論」に人気メニューの「いぶりがっこのマスカルポーネチーズ添え」を再現。独特のスモーキーな香りとぽりぽり感。マスカルポーネチーズのほんのりとした甘さが口の中でスモークチーズに変わる。
松戸のツオップのスモークチーズ入りのパンを思い出させてしまう。こういう組み合わせを発見してしまう笠原さんって、やっぱりスゴイな。
豪華な食事もたまにはいいかもしれないけど、簡単にできて(実際いぶりがっこを切るだけ)、お酒にもワインにも合う。やっぱり、こうでなくっちゃ。
■日本料理 賛否両論
http://www.sanpi-ryoron.com
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