『スティーブ・ジョブズの神髄』を何度か読んでいるのですが、Newtonに対する記述を見つけて納得しました。長いけど引用してみます。
PDAについてはずいぶん検討した、とジョブズは認めている。だが、アップルの準備が整った2000年初めには、PDAの時代はもう終わったとジョブズは判断していた。PDAはアドレス帳やカレンダー機能つきの携帯電話にまたたく間にとってかわられようとしていたのである。「PDAをやるべきだという圧力はすごかった。われわれも検討してみたが、『ちょっと待てよ、これを使う人の九割はただ情報を取り出したいだけで、定期的に情報を入力する必要は特に感じていない。それなら携帯電話で十分じゃないか』ということのなった」。ジョブズは『ウォールストーリー・ジャーナル』誌上ででそう語っている。彼は正しかった。iPhoneがその証拠である(そして環境にうまく適応できなかったパームはいまや絶体絶命である)。
私のNewtonは訳あって手放してしまったし、Newtonで作ったファイルももう無くなってしまいましたが、MP2000の英語版マニュアルはいまだに大切に持っています。Newtonの画面をパラパラとめくったようなFlashムービーもありますが、ここのTypePadでは扱えないファイルなので、そのかわりにその1頁目をUPします。作成日付が1999/4/17になっていますが、その一年後にはNewtonプロジェクトは、上記の理由でストップしていたんですね。
そういえば、Newtonを手放した以降は、PalmVやVisorを使っていましたが、通信やメールや写真やムービーとかやりくりしていたことを思い出します。今や、iPhoneでやりたいことは全て(写真、音楽、電話、アドレス帳、スケジュール)出来るので満足しています。必要なアプリは自分で追加すればいいし、MacとのシンクロはiTunesのおかげでスムーズ。後何が欲しいかなぁ...と考えるのが難しいです。
長い間のわだかまりみたいな謎が解けたような気がしてきました。
で、iPhoneのキラーアプリを発見して(知って)今、ハマッているのがあります....。
コメント
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