根津という場所
たった1年だけ住んだ場所の割に妙に懐かしくなるのは、ほぼ毎週通っていた「オトメ」やここ数年間通っている「ル・クシネ」があるせいだと思う。いつか再びじっくり探索してみたい場所。縁があって近くまで来たので、気になっていた「根津のパン」に行ってみる。根津の交差点から谷中に向かって一つ目の角を左に曲がると、なんかとてもいい雰囲気の空間を見つけた。もうこれでけでワクワクしてしまう佇まいにニンマリ。
一歩足を踏み入れるとパン好きにはたまらない。ショップカードには「国産小麦を自家製酵母で長時間発酵させたパンを焼いてます」と。左側にずらりと並んだパンドミ系、正面には様々なパンが並び色々と悩みながらパンを選ぶ楽しさいっぱい。
パンドミフロマージュ
チョリソー
いちじくとクルミとクリームチーズ
はちみつジンジャーロール
雑穀入り全粒粉のパン
お店の方々もとても親密。「パンには選ぶ楽しみ、食べる楽しみがあるんですね」と話しかけると「それと、作る楽しみもあります」と。そのにこやかな笑顔がとても素敵だったなぁ。
早速夜は少しづつ切り分けて、ズッキーニーのソテー(ローズマリー風味)とえびのトマトクリーム煮と一緒に。香ばしくしっとりふんわり。今度はオトメの焼きそばを食べた後に寄ってみようと、今からカレンダーにチェックを入れてしまっている。
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