大ぶり豚ひき肉の存在感
見るからに町中華、店内には黄色い札に並べられたお品書き、赤いテーブルと外も中も典型的な佇まい。好きだなぁ、こういうの。おそらく息子夫婦が厨房、お母さんがフロア。ラーメンオタクがわざわざ訪れることは稀で、地元の人たちばかり。気温32℃の熱風を歩いてきたものだから生ビールも頼みたいとこだが、いかんせん仕事中のため我慢。
こんな昼は坦々麺。セットにすると小ライスともやしの胡麻和えが付いてきた。坦々麺はシンプルにネギと水菜が添えられているだけと思ったら、底に沈んでいたのが大ぶりの豚ひき肉と刻みザーサイ。このコンビネーションを底から引き上げ麺に絡めると旨味がいっそう引き立たち実においしい。坦々麺好きにとっては堪らない。ここ数年間で食べた坦々麺の中でもトップクラスだ。
食後尋ねてみると「大ぶりのひき肉で存在感を出しているんです」と。やっぱりそうか。我が家で作るミートソースは豚ロースと牛肩ロースをそれぞれ刻んで作るけど、同じ理由=存在感なんだなと納得。
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