7年ぶりの再会
最近読んだ本に「飲食店の魅力と言うのはつくづく内装でもサービスでもなく料理の力と酒のセレクトそして個人の力と言うことを実感した」とあり、妙に気になりメモしておいていた。7年ぶりに訪れた深川のこうかいぼうでこの言葉を思い出してしまった。
がんこに慣れた舌にはやや物足りなく感じる一口目。ところが食べ進むとじんわりと味わいが増してくるしなやかなおいしさにちょっと唸ってしまった。つるっとした麺の感触も新鮮だ。味噌汁に例えて毎日食べたいラーメンになるように研究を重ねていると店内にも表示されていて納得。
卵かけご飯やチャーシュー丼とのセットやチャーシューらーめんも気になり、また行ってみたいと思わせるのが、隅々まで心配りの奥様の笑顔。やっぱり愛され続ける店は「人の力」なんだなぁ…としみじみ思ってしまった。
隅田川から分岐した晴海運河に浮かぶ明治丸。最近は隅田川を中心として川の周辺に縁があり、東京には川と橋が多いなぁと実感している。と同時に災害時に幾つ川と橋を渡ったら帰宅できるかどうか考えていた...。
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