ムダのない動き
厨房の手前から奥まで見渡せるカウンターの端に座ると店主と美人奥様のムダのない動きがよく分かる。麺を茹でている間にチャーシューを丁寧に切り分け、親鶏メインのスープと魚介スープをその場で混ぜ合わせ温める。もちろん丼も温める。麺が茹で上がったらまずは換気扇に吊るし水気を切る。そして、丁寧にトッピング。他のお客さんはスマートフォンに夢中だけど、せっかくこうして厨房を見ることができるんだから勿体ない。
ムムム、このビジュアル
特製は豚肩ロースと鶏モモ、煮玉子、ワンタンの全部のせ。期待を裏切らない香ばしく厚みのある豚肩ロース、しっとり鶏モモ。大葉の香りが後を引くワンタン、とろりとした煮玉子...どれをとっても抜かりない。ケレン味がなく穏やかなれど奥行きを感じさせるスープの上品さやおいしさを一口目で感じ妙にうれしくなってしまった。
もうひとつの主役は「手打式超多水麺」と呼ばれる手打ち麺。入り口の右側の大きなスペースで作られる極太麺。もちっとしてぷるっとしてもちぷる。スープを十分に吸って、なおかつ独特のコシのある食感。この麺に合わせてスープが創られているのだろうかと想像しながら食べる楽しさ。
いい店だなぁ
10:15着6番目、11:00開店時には25人の列。人気店でもおごらず、親身であたたかい対応。厨房の手際の良さと美人奥様。いい店だなぁ、と妙に落ち着いてしまった。「ごちそうさまでした」と声をかけたときのお二人の笑顔がまぶしい。
おそらく初めての亀戸
亀有といえば「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、熱心な読者ではなかったけどギャグよりも最新のハイテクを盛り込んだ内容に感心していた。駅前と駅近くに銅像が立っていた。40年も続いた連載は2016年に終了したけど、亀有といえば両津勘吉なんだろうな、今でも。ののくらの後は佐野みそ亀戸本店に行ったから、今日はカメカメの日だったみたい。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。