1年ぶりの笠間
せっかくだから陶展まで時間があるのでおいしそうなラーメン屋さんを検索。評判がいいのと陶展から徒歩5分だったのでこちらを選択。行列店らしいが幸いにもすんなり店内待機。会場から山越えで晴れているが強風ですっかり冷えてしまったのでありがたい。
オーソドックスながら手のこんだ味わい
トムヤンクン、煮干し...とバリエーションもあったが基本の中華そばに味玉をプラス(券売機には味玉中華そばとあった)。程なくしてカウンターへ案内。昔の中華そばだったらこういう感じ...と思うままのオーソドックスなビジュアルに思わずニンマリ。一口目のスープはあっさりめだったが、三口目には鶏の風味が口内に広がる奥深さにまずマイッた。どうしてもタレが前に出てくることが多いが、このスープと中太縮れ麺のアンサンブルがとてもおいしい。
そして、丼いっぱいに広がるチャーシューは割と厚みがあり、歯ごたえも柔らかめで私好み。欠かせないほうれん草とナルト、上品に味付けされた味玉も気に入った。最後まで熱々のスープを飲み干すと身体中がホカホカしてきた。
ああ、おいしいなぁと席を立つと厨房から「先日はエアコン修理ありがとうございました」と店主から一言。どうやら人違い、どこにでもあるような顔なのかな...と思いながら、ラーメンについて色々とお話を伺う。店内はカウンター5人、テーブルが大小6つ。壁には陶芸の町らしいお面が無数に。仲間同士、家族などでおいしいラーメンを楽しむ、そんな和やかな雰囲気も良かったなぁ。
笠間に行ったときの楽しみがもうひとつ増えてうれしい。次回も必ず寄ってみるつもりだ。
■麺’sキッチン RIRI
茨城県笠間市下市毛1425-1
https://twitter.com/kitchin_riri
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