きれいに整った麺
初めての店、カウンター越しに厨房の丁寧なまかないを見ている。この時間帯がラーメン屋の醍醐味の一つ。ワンタンを温める、木箱から麺を取り出しほぐしグツグツの湯に投入。水を入れたり止めたり。丼にかえしと油、温めたスープを投入。その間にチャーシューを切る。平ざるですくった麺を丁寧にスープへ、トッピングを盛り付ける。この一連のまかないも無駄の無さ。これだけで味の保証は出来たと確信。
初対面なのにすぐに打ち解けてくるようなスープ、清廉潔白ながらも奥に潜む自己主張。てるてる坊主風姿のワンタン5個がじゅわっと、ピュロピュロした食感もまた私好み。噛みしめると旨味がにじみ出るチャーシューが6枚。食べ飽きない、どこにもありそうでここにしかない静かな主張。いや〜、好きなんだなぁ、こういう味わい。
自宅からクルマで15分
なんでも、「たんたん亭@浜田山」を祖とする系統は、大きく分けて「かづ屋」と「八雲」に広がり、そこから派生したお店も含め「たんたん亭系」と呼ばれているらしい。店主は「かづ屋」出身。言われてみれば、2014〜2015年に何度通った「八雲」の雰囲気も感じてしまった。食券機も似ている=ほぼ同じ。
自宅からクルマで15分なのがうれしい。急にお腹が痛くなったとかで予定を狂わされてしまった今日。こうして新しい店に出会えるのも何かの縁だろうか。次回は、基本の支那そば+背脂か塩支那そば+ワンタン3個あたりだろうかと、いまから楽しみ楽しみ。
アサガオが一つ
めっきり涼しくなって半袖Tシャツでは小寒い。9月に入ってからのアサガオは小ぶりだったけど、今朝は大きく、エヘンまだまだ咲くんだよと言っているように咲き誇っていた。
■支那ソバ 小むろ
千葉県市川市末広1-18-13 SATOMI-4番館
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