シジミのフーガ
フーガとはいくつかの独立したパートが同時に演奏され、そのなかで何度も決まったメロディ(主題)が出てくる形式。最初のメロディーが何度も登場し、追いかけ、追いかけられて逃げるように=ラテン語で「fugere」聴こえる。
シジミの不純に沖シジミを追加。スープ一口三口で、追いかけて、追いかけてすがりつきたくなりそうな味わい。パヤ、パヤパヤ、ドゥドゥビドゥバ、ドゥドゥドゥビドゥバ。重厚ながら多層的で奥行きのある味わいにウマいなぁ...とため息。
もっこりの悪魔肉、初回ロットのためのチャーシュー2枚、こってり感追加の焦がしネギ、フレッシュな辛さの青唐辛子。丼の中に様々な味わいが、つかの間の戯れのように渦巻いていた。
ああ、こんなところにドデカイラジカセが!
カウンター左1〜2席の真上にドデカイラジカセを発見。開店直前に家元が選曲しているのを見かけ、ああ、ここからだったのかと納得。スピーカー周りが7色に光る最新型(RV-NB250BT)。こんなところにも決して手を抜かないのも家元らしい。(ラジカセを釣っている棚はチトあやしいところも含めて)
そし、今日は家元の歌ではなくザ・ピーナッツ。懐かしいなぁ「シャボン玉ホリデー」。ベスト盤を聴きながら帰路。リマスターされた音、当時の演奏力、ヨーロッパ〜ラテン風味の宮川泰らのアレンジ、何より二人の圧倒的な歌唱力。ホクロのある姉のエミさんがメインボーカル、妹のユミさんがハーモニー。夢心地のサウンドにどっぷりと浸かってしまった。
コメント
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