ああ、やっぱり純正100
一ヶ月ぶりの純正。胃の腑にしみ入るスープを一口、いや五口立て続けに。似て非なる旨さが湯気の向こうから立ち昇り目が眩んでしまった。いったいどうやったらこの味わいになるのかとふと思いながらも、予想通りのいつの味がうれしい。薄味の悪魔肉(あまり煮込んでいない)の香ばしさとホロホロとスープの中でとろけるチャーシュー。忘れた頃に=いや週に一度は食べたくなる永遠のご馳走だ。
「いやぁ〜、純正はウマいですね」
「看板ですから。ウチはスペシャルラーメンの店じゃないから」
まったくそのとおりだと、家元の言葉を噛み締めながらゆるい坂道を駅まで歩いていたが、途中の店はコロナの影響で今月内は臨時休業中で寂しい状態。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。