気になる佇まい
西新橋ぶらりの中で見つけていた不思議な佇まいの店が立ち食い蕎麦だったとは。めずらしく店外にある食券機。引き戸を開けて店内に入り、食券を渡すとしばらくして天ぷらそばが出てくる。左からわかめ、大根おろし、ねぎを好きなだけトッピング。生卵か温卵も選べるので温卵。これだけでも何故か盛り上がってしまった。
揚げたての天ぷらは圧倒的な大きさ。立ち食い(スタンドとも呼ぶらしい)のかき揚げや天ぷらはころもが多くて途中で辟易してしまうことが多いが、玉ねぎ、にんじん、ゴボウ、海老、イカをあまり粉を付けずあっさりと揚げてあるのがいい。少しずつ箸で分けてたれにつけ大根おろしと合わせるとなかなかの味。
蕎麦は無骨なほどの太麺。これがやや濃い目のたれによく合い田舎風なのも私好み。Alfa156に乗っていたころに何度も通った、今は閉店した蓼科の「柊」を思い出してしまった。
次回はシンプルにざるにするか、隣の大食漢風のヒトが食べていた牛丼セットにするか、かけそばに日替わり天ぷらにするかちょっと楽しみだ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。