年に一度の大盤振る舞い
並ぶこと数時間。店内から聞こえてくる盛り上がり。いつものしっとりとした柴崎亭とは違った雰囲気。今年最後だから妙に高揚していたんだろう。低めにかけられたヴァン・ヘイレンのベスト盤も心地よかった。重ねて重ねた鶏そばは奥行き深いながらも柴崎亭らしい静謐な佇まい。麺は日本そばのような香ばしさ。白髪ねぎだけをのせた潔さも流石だ。そして、寒ブリのにぎり二種。これまたウマすぎて、おかわりしたかったほど。
おかわりといえば
日本酒がふるまわれてつい三杯。群馬の水芭蕉、長野の大信州純米大吟醸仕込十六号無濾過生原酒、宮城の乾坤一純米大吟醸原酒冬華。どれもが凛として実においしく、今度探してみたい。サブさんがにぎり、黙々と麺を作る山ちゃん。二人の対象的な姿もまた印象的だった。
来年もよろしくお願いいたします。
コメント
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