華麗なオペレーション
まるで全盛期のフレッド・アステアのように舞い流れるようなオペレーション。注文票を確認しながら、お皿にご飯を盛りカレーを流し込む。キーマを盛り(真ん中にちょんとくぼみ)、豚。そして二丁拳銃バーナー。アチャール、ネギ、納豆。最後に卵黄。見ているだけでうっとり、そして高まる期待感。
いつものように卵黄とキーマをご飯に混ぜTKG風にしてカレー&納豆で始まる魅惑の一皿。今日は豚ダブルで、スプーンを差し込んだだけで崩れる豚を心ゆくまで堪能。折り返しされた部分のプルプルも実に味わい深く見事。シャキとしたアチャールの香ばしさもまた磨きがかかりエクセレント。そしてなんといってもルーの奥深さ。欲望のままにお願いしたトッピングのそれぞれ持ち味を活かし、その良さを引き出す力にも並々ならぬ底力を感じてしまった。
レトルトで作る家吉田でも確かにおいしいが、お店で食べるのが格段に訴えるものが多いと、食べ終わってしばしぼんやりしてしまった。定番だけでも、これだけ泣かされてしまうのだから、ええ。
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