このさじ加減が
このおいしさが、いったいどうなっているんだろうかと想像しながら食べる喜び。一口スープを口にしただけで、鼻腔をくすぐる潮の香り。後追いする他の香りが二重に折り重なる。今日もやっぱり翻弄され、立て続けに五口もスープを口にしてしまった。
麺を持ち上げすする、悪魔肉を頬張る、スープに沈めたホロホロチャーシューを口に含む。ああ、見える香りと見えない香りが織りなすなんという幸せ感なんだろうか。ああ、そしてこの無限だったはずのコンビネーションが残りわずかと思うと無性に切ない。
雨に濡れて短く震える桜
咲き遅れて、まだ満開ならず。雨に濡れて小さく震える桜の愛らしさに、世の中のもやもやを一瞬でも忘れることができた。今週末迄もって欲しいな。
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