心もお腹も満たされて
ぐぐっと冷え込みブルっとくる朝。告知のあった肉もやし餡かけそばを朝から楽しみにしていた。「おなかいっぱいになっちゃうけど大丈夫?」なんていいながら、肉や野菜を炒め始めるといい匂いで幸せ気分いっぱい。もやし、白菜、にんじん、椎茸、きくらげ、ニラ。そぼろ肉、バラ肉(イベリコ)。あさり、いか、エビ。もう目いっぱいで鍋が持ち上がらないほど。
ちじれ太麺に鶏がらベースの塩味スープ、たっぷりの具でどんぶりがはちきれそう。スープを一口すするとぐぐっと迫る、しかも上品な味わい。これぞ柴崎亭。とろみがついているから最後の最後まで熱々。野菜たちを味わい、麺を持ち上げるとそこからいくらでも具が出てくる楽しみもいっぱい。密やかに香り立つごま油も何故か情緒に訴え続けておいしいハーモニー。心もお腹も満たされて、ああやっぱり柴崎亭の味が大好きだと心の中で叫んでしまった。
色づく道
身近な場所でも紅葉が進み、晩秋から初冬の空気の匂い。コートに手袋マフラー。ヴァン・モリソンの新譜がやけに心にしみる穏やかな朝。
そういえば、昨日ベランダにヒヨドリが来て、つんつんと手すりでステップした途端、枝に飛び降りた瞬間クリスマスホーリーの真っ赤に熟れた実を一口。目と目があったら飲み込み、何食わぬ顔してウンピーもして飛び去ってしまう。今年も食べられてしまうのかな。それはそれでいいんだけどネ...。
コメント
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