今年の冬仕様は楽しみいっぱい
火金限定は鶏味噌。はてどんな感じかなといそいそしていると、目の前にした一杯は予想をはるかに超えるおいしさ。鶏スープをベースに、すりおろした野菜(カブとか)をとかし、白味噌で上品に仕上げたやさしくも優美な味わい。とろみの効いたスープを一口で、ああ、おいしいなぁと溜息。
豚レアチャーシュー、鶏レアチャーシューーからにじみ出る旨味。野菜スープ=というよりもシチューに近い滋味。この交互のバランスに丁寧に折りたたまれた麺を一口づつくずしながら頬張る楽しさ。なんでもない身近な幸せをしっとりと感じてしまった。
柴崎亭の素晴らしいところは、器と麺の調和。一工夫も二工夫も施し、押しつけがましくもなくごくごく自然体。笑顔の山ちゃんに丼をすっと出されたところから始まる至福の時。あまりにもおいしかったものだから、ジャケットを忘れて駅に向かいかけ、戻ってしまったほど。月水の冬限定もまた楽しみなんだ。
兵庫から駆け付けた取引先の方は、定番の醤油ワンタン麺を実においしそうに食べていたのも印象的だった。
それでも凛とした姿
青空とひまわり。まだまだ咲き続けている姿。真打ち大勝負が昨日無事に終わり、心のつかえが取れた朝にはひまわりが眩しい。
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