追従を許さない度胸の味噌が
これでもかと攻めてくるウマさにのっけから悶絶。生鮟肝9Kgのこってりとしながらもくどくない味覚。一人あたり袋半分を使ったもやし。どうやって選ぼうとしたかいつか訊いてみたいと思わせる揚げ玉ねぎのトッピング。「俺の(味噌)は甘いので」と話ししていた見事にチューニングされた味噌。マイルドさを生むバター。むしゃぶりつく快感もたまらない微妙なトランス状態にあとは流れにまかせるばかりだった。
美しい師弟関係
潰すのを見守る家元、丁寧に潰す姿。いまやがんこ名物になった二人を見ていると美しいまでの師弟関係すらも。
鮟肝は以前はミキサーでしていたんだけど、筋が刃にひっかかりつど掃除しなくちゃならなかった。今は(潰し職人がいるので)ずいぶん助かっている
なるほどそういう裏事情もあったのか。さらに、めったに見ることの出来ない厨房では家元のサービスカットも。開店前には60人超え階段待ち、家元に並ぶほどのキャラが立っている常連さんたちとの会話。思い返しただけでも楽しかったし、なによりも旨かった。
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