日陰の坂道の凍えるように冷たい風
ちょっと遠回りになるけど日向を登ることに。曙橋といえども地名は市ヶ谷坂町。なんどもこの坂を登ったことがあるけども、地名を意識したのは初めて。そして、開店直後に入店、そのまま案内され担担麺をオーダー。
丁寧に作られた担担麺は刻みナッツが隠し味。辛味噌ひき肉と合わせて麺を絡めるとじんわりと体も温かくなる。はったりの利かせた味わいにはない、旨味も生かした奥行きのあるスープもまたおいしい。人によっては物足りなさもあるかもしれないが、麺との相性もよく私はこういう味付けが好き。
若い二人
カウンターの一番奥に座ると厨房の動きもよく見えて、丁寧に整理され無駄のない動きもまた清々しい。どんなに忙しくともカウンター~テーブルの隅々まで気が配ってあるところもいい。若い二人をつい応援したくなる。帰り際「寒いところお気をつけて...」と声がかかり、坂道を下りながらしみじみとおいしかったなぁ...と、うれしくなっていた。
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