一条流がんこラーメン総本家@四谷荒木町
今年最後の純正ヒロポンをどうしてもという思いからメーカーさんとの打合せを強引にここに設定してしまった。まぁ、その方もラーメン好きなのでまっいいかと。
開店間際のスープははじめはあっさり、それが食べ進むにつれ悪魔肉からにじむ味わいも加えてぐぐっとせり出してくる。そうなんだ、この瞬間がなんともたまらず何遍食べてもウマイんだ、よぉ。
思わぬ具材で驚きのスペシャルとは違う純正ヒロポンの独特の色気や華やかさもまた魅力。胸躍る瞬間を味わいたくて通いつめているんだなぁ。
柴崎亭@つつじヶ丘
予約していた焼豚=年末チャーシューの引取もあり今年最後の柴崎亭。本当は明日の限定がどうしても行けなく、調布挨拶回りも兼ねて昼過ぎに途中下車。子供連れのママさんが楽しそうに待っている後ろ並ぶ。午前中は寒くて震えるほどだったが、日差しがポカポカして暖かい。
子どもたちと並んで定番の中華そば。透明感あふれ奥行きの深いスープと丁寧な麺の並び。がんこの上品同様ギリギリのミニマリズムから生まれる心地よさに酔いしれる。あれほど外で騒がしかった子どもたちは、お行儀よく食べているのを見ていると微笑ましい(何故かママさんたちは粒ぞろいの美人)。
ああ、ここにもある日常の姿もうれしい。なんかとてつもない限定もありながらの、こうした風情もまた柴崎亭の魅力。
踏切を渡りながらどこまでも続いている線路を見つめ、「私も生きている」という実感。過酷で捻じ曲がった世界に埋没しそうになるときに、がんこや柴崎亭である穏やかな世界=日常を大事にしたいな。昨日届いたばっかりの入魂のサルサコンピレーションCDを聴きながら今日の最終地西新宿へ向かっていた。
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