おいしい天ぷらが食べたいなぁ...
と、日頃から話をしていてもなかなか踏ん切りがつかない二人を泉銀さんに後押しされて浦安北栄の「天悟」さんを予約。丁寧な予約電話にもいやが上にも朝から期待が高まってきていた。
車海老から始まる幸せな時間
沖アジと鮪をつまみながら車海老からコースがスタート。頭も尻尾も食べてしまうほどかりっと。合わせる日本酒は長野佐久の黒澤。なんでもなかなか手に入らない銘柄だそうだ。順番に青〜ピンク〜黄色ラベルを飲み比べも楽しい。
こんなにおいしい牡蠣があったとは
泉銀さんでなんども見ていたけど買いそびれていた釜石の桜満開牡蠣。今期最後にようやく間に合った。まずは、生で。何も味付けも下ごしらえもしない目の前で殻から取り出したままをがぶりと。磯の香りやや控えめ、それでいてクリーミーでどっしりとした味わいに前のめりに悶絶。コース後半に登場の天ぷらは、揚げるというよりも蒸し揚げた状態そのものの凝縮感が見事でこれも言葉を失うほどのおいしさ。
山梨小菅村の山菜も風味が良かった。コース終了後に壁に色々と貼ってあるのを(色別に種類が分類されて分かりやすい)見ながら選んだそら豆は、皮をつけたまま風味をとじこめてあり、なるほどこういうことかと。そうそう、三番瀬の黒鯛はホクホク。しめの天茶。細かく刻んだ野菜がたっぷり熱々で、これもまたウマイのなんのったら。
わざわざ都心へ出掛けなくてもこれほどまでにおいしい天ぷらが地元で味わえるなんて、愛と感動の嵐。食材やお酒もていねいに教えていただけるし、なんとまぁ泉銀さんやディープな岩下の新生姜のことで盛り上がったり、楽しい夜。今度は、お昼の天丼とかも食べてみたいなぁ...。
■天悟
浦安市北栄1-2-37
047-314-5190(※要予約)
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