一週間ぶりとあってか
予想通り早朝から中毒者が押し寄せて開店前には50人超え。開店前から元気な家元が何度か顔を出すだけでも喜んでしまうのは志ん生が口座にあがるだけでもファンは大喜びと同じことなのだろうか。気取った通相手の店にはない実質本位の何気なくも、心の通った対応や佇まいこそががんこのがんこたる所以。
真ツブ貝が10kg
さらっとしながらも奥深いスープに誘われて三口。今朝の青空のような澄み切った潮の香りが口内に広がる喜び。ほどなくしてなんと竹輪の風味もにじみ出てくる意外性に驚く。竹輪は行き当たりばったりなのか必然性なのか分からないまま食べ終えて、うん、やっぱりウマイと納得。
こうした静かな謙虚さもまたがんこの魅力のひとつなんだと、帰りの坂道で色々と考えていた。
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