甘味と塩気
いつもよりも黄色みを帯びたスープから立ちのぼる蟹の香り。熱々のスープを一口含むと蟹の甘味がぐっとせり出す。麺との絡みがこれまでの蟹スペシャルにも負けずなんともいえずまとわりついてくる。悪魔肉をもぐもぐしていると、スープにがんこらしい強気の塩気が現れ、味の変化を教えてくれて二度おいしい。
Love and Mercy
開店一時間前に始まる蟹潰し。泡をブクブクしている生きたままの蟹を圧力をかけながら潰していく。なんか参加形のラーメン店ってほかにないんじゃないかな。「おかげさまでスープに甘味がでておいしい」と奥様の言葉。寸胴に溢れんばかりの栗ガニを見ていたら、愛と慈悲(Love and Mercy)に溢れたスープだったんだなぁ...と思った。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。