最後の最後までどんでん返し
天才詐欺師と政治家との騙し合いを苦笑いするようなユーモアで痛快に描いた作品。エイミー・アダムスも色っぽくてシャープだけど、やっぱりジェニファ・ローレンスの弾けるような姿を楽しむ映画ではないか。クリスチャン・ベイルとエイミー・アダムスが練りに練った計画をジェニファ・ローレンスがぶち壊していくのも小気味いい。ロバート・デニーロの存在感も重厚だ。
音楽も注目
設定は1978年。ファッションもグラマスでゴージャス、シーンにピッタリの音楽にグイグイのせられてしまった。デライラを熱唱するシーンもいいが、やはりジェニファー・ローレンスが弾けるシーン(Live and Let Die)が忘れられない。また、クリーニング屋のシーンはヒチコックの「めまい」を思い浮かべニヤリ(エイミー・アダムスの脇の下サラサラ)。
1.Jeep's Blues / Duke Ellington
2.Goodbye Yellow Brick Road / Elton John
3.White Rabbit / Mayssa Karaa
4.Overture / Electric Light Orchestra
5.Live and Let Die / Paul MaCortney & Wings
6.How Can You Mend a Broken Heart / Bee Gees
7.I Feel Love / Donna Summer
8.Don't Leave Me This Way / Harold Melvin & The Blue Notes
9.Delilah / Tom Jones
10.I've Got Your Number / Jack Jones
11.Long Black Road / Electric Light Orchestra
12.Horse with No Name / America
13.Stream of Stars / Jeff Lynne
14.Live to Live / Chris Stille
15.Irving Montage / Danny Elfman
ところで原発問題も全く未解決状態で東京オリンピック(オリンピックそのものを否定する気はないが)や東京カジノ構想がいまだに計画中とは、まったく馬鹿げた話だ。
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