テンポの違い
3年前にアムステルダム発パリ行きの特急列車で起きた無差別テロ事件。これを阻止した幼なじみの三人の若者。三人がアムステルダムに集まるまでの描写は、テンポが遅いと感じるほど丁寧に描かれているが、これが最後に生きてくる。う〜ん、と唸ってしまう演出にさすがイーストウッド。しかも、主役を演じたのは本人、列車に乗り合わせていたのも当事者。なんと奇抜なアイディア(本人をキャスティングするのは前作「ハドソン川の奇跡」でもあった)。最後の狭い空間での格闘と救出は圧巻だった。
今年の2/9にアメリカで公開〜3/1日本で公開というスピード感も素晴らしい。色々書いちゃうとネタバレになるので止めるけど、ローマで三人が知り合ったリサという女性がとてもキュートだった(これも本人?)。
実は、「15時17分、パリ行き」を見た後で「シェイプ・オブ・ウォーター」を観ていた。二本立ては学生時代以来。疲れるかなと思いきや、観る順番が良かったのか、自宅からクルマで10分以内のイクスピアリだったせいか(しかも平日でガラガラ)、二本観終わった時にはとても充実していた。朝起きてふらりと映画館に行って気まぐれに二本観る...。こんな休日もあってもいいと思う。
■15時17分、パリ行き
http://wwws.warnerbros.co.jp/1517toparis/
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