あの感触
一発キツイのを砕いて鼻からイクのか、炙るのか、打つのか。あられ混じりの雨が降り続く今日は純正マブシャブヒロポンの日。最後の純正マジシャブヒロポンは先月のため約一ヶ月の禁断。甲殻類~貝のスペシャルな具材のがんこも大好きだけど、家元の体調や舌の感覚が戻ったところで満を持しての純正マブシャブヒロポンはやはり特別な一品。
待ちに待った熱々のスープを一口すすっただけで分かるあの感触が口内に広がるとなんともいえずウマイ。昨日の北寄貝ベースの不純にあった強気さよりも引き潮のような、チューブ中の真空なメローで喉の奥で柔らかく響くような味わいは、まるで増渕保造監督に出ていた頃の若尾文子(「妻は告白する」「清作の妻」「赤い天使」)の声の感触のような心地よさ。
ようやく食べられて安心したのか(それとも純度の高いのが入っていたのか=まさか)急に睡魔に襲われ移動中の地下鉄ではウトウト。それでも、ああやっぱり高純度純正マブシャブヒロポン悪魔は格別のウマサだと惚れ直してしまった。
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