ヒロポンありき
やはり=分かっていたが、家元の渾身の純正ヒロポンは他の追随を許さない見事さ。これを食べずに何を語るか。流れに身を任せるすべを未だに知らない。ヒロポン=悪魔スープを一口。多賀の政次郎も横で悶絶し目が虚ろ。戦慄旋律、我を忘れてどこまでいっても着地点がない。
細やかに冬仕様、がしかし厨房は30度超え。家元の笑顔、奥様の心配り。こみ上げるのは涙だけじゃない。あまりのウマさに絶句し、どうにか立ち上がって、ああ、やっぱり人生捨てたものではないとじんわり。静かな余韻に包まれしみじみと泣く...。
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