まるで親子丼のタネのような
同じ大きさに切った鶏肉と玉ねぎを油通し、溶き卵に加えて半熟状。鶏出汁(おそらく昆布も)をベースに甘く味付けされた一皿はメニューには「鶏肉入り玉子焼き(鳳凰蛋)」とあるがこれはまるで親子丼のタネのようだ。とろとろでコクがあるのでご飯がすすみ、ランチセットはご飯は一回だけおかわりできるとあり私もつい頼んでしまった。玉子焼きというよりも卵とじ、奇抜な演出もなく静かな余韻が京都の中華らしい。
斜め前の高島屋の社員食堂的なこともあるのだろうか。お店の雰囲気もやわらかく居心地もよく時間を忘れそう。隣席のおばあちゃん二人が京都の中華について色々語っていたが印象的だった。
■芙蓉園
京都市下京区西木屋町通松原上る3丁目市之町240-1
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