改良を重ねた鴨中華、流石だ!
調布方面になかなか忙しくて行けずようやく柴崎亭。土日限定ではなく普段着の姿もまた魅力的。かえしに改良を加えた鴨中華が気になっていたので迷わず注文。
シンプルながらこの深み
以前はかえしの角があったような記憶(おいしい記憶)だったが、まろやかで深みが増したスープ。一口含んで、ううん、と唸り立て続けに数口。「角が取れてるね。まるでもらってきた角砂糖みたいだ...」志ん朝さんの「付き馬」の大好きなあのフレーズすらも思い出してニヤニヤ。
そして端正に折りたためられたややかための細麺、二つ折りにしたチャーシューを二枚、シナチクと青ネギのビジュアル。削るものがないほどに端正な姿もまた素晴らしい。BGMで流れるキース・ジャレット・トリオ(東京公演)をうまい具合に選んでいるな...と思わずニヤリとしてしまった。
そうだ次回は奮発して隣の人が食べていた鴨叉焼麺にしよう(できれば来週に)と固く決意(ちと大袈裟)してしまった。
そうそう、チャーシューご飯も、やっぱりおいしかったし、山ちゃん仕切りのマッタリ感もまた、大好きなんだなぁ…。
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