ソロデビュー40年の大きなポイント
70年以降日本に新しい音楽が生まれ始め、それらをフォークソングと呼ぶならば37歳の矢野顕子にとっても相応しい選曲が素晴らしい。千駄ヶ谷津田ホールと松本市ザ・ハーモニーホールでのレコーディングをモノクロで撮影した映像が25年振りにデジタル・リマスターで蘇った。肉体化されたひとつひとつのピアノのタッチやヴォーカルの息遣いも生々しく、感情の起伏すらも静かに捉えている。そして、なによりも生まれいづる音楽の素晴らしさに硬直しながらも震えた。
今年になって同タイトルのアルバムを繰り返すばかり
映画には収録されていない6〜8の流れが大好きです。まず頭から最後まで聴き、ラスカルズの隠れた名曲(6)〜ウエス・モンゴメリーの名カバー(7)〜達郎さんのアルバム未収録曲(8)を聴き、はちみつぱいの名曲(11)〜映画ではラストで印象的だったThe Boomの(12)を最後に。学生時代に吉祥寺に住んでいたので吉祥寺〜東中野間でも数々の思い出に胸が苦しくなるほど。
1.SUPER FOLK SONG(作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子)
2.大寒町(作詞作曲:鈴木博文)
3.SOMEDAY(作詞作曲:佐野元春)
4.横顔(作詞作曲:大貫妙子)
5.夏が終る(作詞:谷川俊太郎、作曲:小室等)
6.HOW CAN I BE SURE(作詞作曲:Felix Cavaliere)
7.MORE AND MORE AMOR(作詞作曲:Sol Lake)
8.スプリンクラー(作詞作曲:山下達郎)
9.おおパリ(作詞:イッセー尾形、作曲:宮沢和史)
10.それだけでうれしい(作詞:矢野顕子、作曲:宮沢和史)
11.塀の上で(作詞作曲:鈴木慶一)
12.中央線(作詞作曲:宮沢和史)
13.PRAYER(作詞:矢野顕子、作曲:Pat Metheny)
■Super Folk Song ピアノが愛した女。
http://www.110107.com/mob/pageShw.php?site=OTONANO&ima=0153&cd=yanoeiga
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