柴崎亭@つつじヶ丘 鴨焼豚中華の透明感に潜む奥行きと蠱惑な響きににすっかり翻弄される

今日から仕事始め
西新宿〜調布で挨拶回り兼打合せ。それなら、やっぱり途中下車して柴崎亭というのが正しい道。年末年始の限定メニューの嵐が落ち着き今日から平常営業。券売機の前で珍しく迷いました。今年初の柴崎亭なら基本の煮干しにするか、塩煮干しにするか、ワンタンにも目配せ。年末に神田まつやの鴨南蛮を食べていないのに気が付き、ようやく鴨焼豚中華&チャーシュー飯に決めた。

透明で澄み切った上澄みの鴨脂
極細麺がきれいに整頓されて
薄切りのチャーシューが五枚
九条ねぎがアクセント
ねぇねぇ、これだけでゴクリとしてしまう佇まいじゃないの。これ以上ないほど熱々のスープを一口すすると、まぁなんと奥行きのある鴨の香りが鼻をくすぐり、かえしとのバランスに溜息。肉質がぎゅっとしまっているチャーシュー、清々しい極細麺。限定に頼らず定番でこの完成度。

やっぱり、こうでなくっちゃ…とかみしめ満足感に包まれながら、ああ、やっぱり今年も柴崎亭でも新しい出会いがあると密かに思いに惚れ惚れしまった。