罪づくりな企画力
ジュワジュワとした音も伝わってきそうなイベリコ豚焼肉が5枚。たっぷりと盛られたネギ 。生姜でアクセントをつけたスープ。美しいヴィジュアルにため息と共に見つめてしまう。実はTwitterを見て新宿の打合せ場所から急行、11:33到着14番目。そして、昼の限定が「葱たっぷりのせ凄く旨い焼豚のそば」が私で滑り込み最後だったとは、間に合ってホント良かった。「最後だから焼肉が少ないかも」との一言も妙にうれしいほど。
まずは、スープを一口
ムムム、何かが違う
たっぷりのネギを混ぜて更に一口。もしかして生姜?三口目で確信。基本の煮干しスープにわずかにしょうが。そして、待ちきれなくイベリコ豚焼肉。ジュウジュウとした音も聞こえてきそうな肉汁と肉が口内で踊る。岩塩の塩気も残る味わいにマイったの一言。
基本の麺もたっぷりのシャキシャキやや甘いネギと合わせると、まぁなんと表情豊かに変化。徐々にイベリコ豚焼肉の塩気がスープに溶け込み味わいがさらに変化。ああ、そうか、くどくならないように生姜を入れているんだな、フトと気づく。う~ん、マイッたなぁ、ニクイなぁ、罪づくりだなぁ、とため息。(あとで大将に訊いたらやっぱり生姜。「なんか普通の中華っぽいでしょ」と笑顔で教えてくれた)
シラス丼@100
久しぶりのシラス丼は前回のポン酢タレと違って今回は醤油味ベース。シラスと一緒に2/3を味わい、残ったご飯は一枚だけ残しておいたイベリコ豚焼肉と共に。スープも残しておいてシラス丼+スープ。なんだか色んな味わい方が生まれ思いはつきない。
食べ終わってしまうのが惜しまれるほどのおいしさ。しばらく続く幸せの余韻。柴崎亭の素晴らしさを凝縮したような今日の限定に酔いしれたまま、驚くほどのこの企画力はどこからくるんだろうかと考えてみる。それが知りたくて通ってしまうんだろうなぁ。
土日とくらべてマニアよりもご近所さん(会社員や学生)が多い平日は素晴らしい「町の中華」という言葉もしみじみと実感させる。最後に店内に流れる小野リサのライブ映像というチョイスににも並々ならぬセンスの良さを感じた。
さぁて、もぉ、土曜日の限定がもう待ちきれない!!!
コメント
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