70年台の原宿といえば
やっぱり竹下通りにあったメロディーハウス。ここで見つけたアルバムは今でも大好きなモノたちばかり。いまでも鮮明に覚えてる、ノーマン・シーフの写真で迷わず買い求めたハース・マルティネスの1st。ちょっと背伸びして表参道のレオンで気取ってみたり、ファイブスターで古着を探したり、明治通りを渋谷寄りに歩いてシネマ・クラブで食事したり、ハナエモリビル地下の骨董屋をうろついたり。妹が上京したらMILKも覗いてみたり。93年頃、新宿の帰り雨音の中切ない思いを聞いていたパレフランスのカフェ。今はKIDDY LANDにたまに行く程度の場所になった原宿にも様々な想いがつまってます。
キョンキョンの原宿
75年にサルサに身をうずめてから以来、80年台のアイドルとも接点がないままでしたが 小泉今日子という存在を強く意識したのが「あまちゃん」の母親役。アイドルだった小泉今日子が、アイドルを目指している娘(能年玲奈)を支える。そこには、無名のアイドルだった母の姿が重なりあう。 慌てて小泉今日子の本やアルバム(『厚木I.C.』は傑作だと思う)を読んだり聴いたりしてました。
そのキョンキョンも今年で50歳
それをきっかけに「SWITCH」「MEKURU」で特集が組まれたり静かに盛り上がってます。「黄色いマンション 黒い猫」はSWITCH誌に連載されていたエッセイをまとめたもの。私が原宿へよく行っていた頃のひとまわり後の世界と共に原宿を中心として自身のことも色々綴られてます。読み終えたあとに静かに本を閉じてふぅ~っと息をついてしまった。
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