大阪に行くなら必ず!
…と、大阪出身の彼に言われ続けていた「焼肉ソウル」。例のごとく少し迷って到着しましたが、周りの雰囲気はちょっとブロンクス。そのものズバリのネオン管、近所の人は自転車で来店、暗闇にひっそりと佇む物憂げな佇まいにも躊躇せずにドアを開けました。
上ではなくあえて並
結構歩き回って足はガクガク、喉は干からびているので、まずは生とキムチ盛り合わせで一息。そして、塩タン〜ロース。ネット上の情報では上ではなくても並でも十分においしさが分かるとありますが、なるほど新鮮なお肉そのものの味わいがじゅわっときます。
カルビ骨抜きは刃打ち(最近覚えた言葉)されていて、脂身がジュウジュウしてて疲れきった体に沁みわたります。ご飯(中)を追加して、キムチの残りや焼肉とモグモグ。
避けて通れないシメの冷麺
これも大阪出身の彼の一言に従いそのまま流れ。盛岡冷麺、新大久保等で冷麺を繰り返し食べてきましたが、ここの冷麺を知ることになったら、世界の成り立ちそのものが違って見えるほど。ほんのりと酸味のあるスープに細麺が浮き、チャーシューとキムチ。隠し味の梨スライスからの甘さを加えてうっとりとするほどゴージャスな姿とおいしさに惚れ惚れして、しばし無言。
キーホルダーに目いっぱいの鍵をジャラジャラした男と茶髪の女、ウンチク自慢の男二人女一人、熱くシステムの役目を語る三人組、一人でぼそぼそ…おいしい焼肉を食べたい目的で集まる。ここには、ドライでさっぱりとし裏がなく明るい常識みたいなのもが備わっているような気がして、いっぺんで大ファンになりました。帰りがけ自転車で訪れる人とすれ違ったけど、こういうお店が近所にあるとうれしいですね、今度は寒い日に豆腐チゲ鍋あたりも食べてみよう。
■焼肉 ソウル
大阪市浪速区元町2-7-24
Tel:06-6643-3644
17:00-25:00(木曜定休)
http://r.gnavi.co.jp/k342000/
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