便利な伝達
その先に
メールで要領よく、140文字以内で端的に表現、いいねを付け合ってSNS。今や、「どこ?」「着いたけど」と会話以下の伝達で便利になった気も。でも、手紙を書いて、それが今とは比べようもなく時間をかけて届き、じっくりと時間をかけて返事を書いて、その往復を繰り返す。美しい出会いと、戦争で引き裂かれた関係。それでも、手紙を書き綴った想い。制約の中から生まれた暗号が解け、開かれた過去と未来。
あっという間に読みきって、深い溜息に包まれて朝を迎えてしまいました。真っ青な空と鳥の鳴き声だけが交差する夜明け直後の静寂。何かを始めないと始まらなくも、しばらくはぼんやりと佇んでいた朝。
今でも戦争に加担し名もない市民を巻き込もうとする枢軸に怒りと憐れみを。
コメント
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