年に何回か発作的に食べたくなる
それなら新鮮な食材を探しに浦安魚市場へ。あさりなら堀常さん、海老なら山武と決めているので、あとはくまなく探し歩くこと30分。高いばっかりじゃなく手頃な値段も吟味しながら食材を選ぶのってホント飽きないですね。とれたてのぷりぷりした白いかは、丁寧にさばいてくれるのでありがたいです。
あさりを除いた魚介はセロリとニンジンのスープでさっと湯がき、あさりは白ワインで酒むししたあとに殻をとっておきます。あさりから出た出し汁に、材料を入れオリーブオイル、白ワインビネガー、レモンをいれて合えます。そのままラップで密封して一晩冷蔵庫で寝かします。
野菜と魚介の幸福なハーモニー
セロリの爽やかな香りとニンジンの甘さ。あさりからでたコクのある出汁、歯ごたえを残したタコのやわらかさ。海老の風味と味のしみこんだホタテ。塩加減はアサリからの出汁だけにして、黒オリーブをつぶしてアクセント。こうして一晩置いて深みをまして乳化したソースに勝てるものはなし。時折パンをソースにひたす以外は、お皿の中の食感や香りを楽しむことに没頭してしまいました。
いつもは残してしまう白ワインも、あっという間に飲み干して、二人でため息。
土曜日は仕込みに使い、日曜の夜に楽しむ。
こんな幸せな週末が年に何回かあってもいいと思う。
Bonzofireさん
晴れた朝には走りたくなるし(その後のビールがウマい)、海風をゆるく受けながらベランダでぼんやり(朝のコーヒー)、夕暮れはベランダのミントを使ってモヒート、なにか作りながらキッチンで白ワイン、最近は和食にシフトしているので塩釜の浦霞...。お酒が先か食べ物が先か、なんだか分かりませんが、新浦安というのは駅周辺には行きつけになりそうな店が(個人的には)全くないので、週中はあまり手間をかけずに、週末はちょっと時間をかけて、必然的に自宅でご飯になりがちです。
日曜日だけに帰ってくるのは、ちと、もったいないかな?
投稿情報: Borinquen | 2015/06/15 14:04
年に何回どころか毎日でも食べたくなるようなお料理ですね。
黒オリーブって聞いただけで、、 うううう頂きたい!
それに週末浦安に戻って来ると思うのですが、浦安のマンションはこういった食事や白ワインを楽しむには一番の環境だと思います。
日曜日だけかえってきていますが、つくづくそう思います。
投稿情報: Bonzofire | 2015/06/14 12:57