千倉大徳家 がらりと雰囲気を変えてしまう「農口」のお酒に導かれた夏のお寿司 流れが素晴らしくて二人で何度も顔を見合わせて

もうこうなると笑顔の大将にお任せ
地アジをお願いした以外は流れるままに夏のお寿司。コハダ、クマエビ、アオリイカ（塩で）、黒ムツあぶり、本マグロの腹トロ、うに（塩で）来月産卵に入る赤貝、ハマグリ、アナゴ、玉子、クジラ巻き。

地元のお魚をテンポよく握っていく大将とお魚のことやお酒のことを伺う幸せな時間がいつまでも続いて欲しいと。合間に「農口」と千倉の間にあるいい話、カウンターの女性との会話、もう少し飲みたいなぁというところでとめて、最後の団子汁（これもほんとうにおいしい）で、すっと一晩をしめる。ママボリンケンに、料理を撮るなんて無粋だよと言われ続け、僅か3秒で撮った写真を見ていると、たまらなくなって次回どうするか色々悩み始めている今…。